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シリコンバレーは、冬が雨季で、青空の望めない毎日が続くはずなんですが、今年はたいして降ることなく、もう4月になろうとしています。お天気がいいのは気分がいいとは言うものの、やっぱりこれは異常気象。日本も異常だったそうですね。

異常気象というと、私は、地球温暖化、環境問題を思い浮かべるのですが・・・

米国の中でも、ここシリコンバレーがあるカリフォルニア州は、リベラルな地域として知られています。先月、地球温暖化をテーマにゴア前副大統領が演出したドキュメンタリー映画『不都合な真実』がアカデミー賞2部門で受賞し、授賞式で演台に上がったゴア大統領は、セレブから賞賛されていました。

シリコンバレーは、先進テクノロジーや起業家のメッカであるとともに、シリコンバレーの北に位置するサンフランシスコやバークレーは、ヒッピー文化(伝統や制度など、既成の価値観に縛られた社会生活を否定し、自然への回帰を提唱する文化)の発祥の地でもあります。近代化と自然化、大企業とベンチャー、組織と個人など、一つのエリアで両極が双方に強く存在しているのです。この独特な状況が、様々な革新やムーブメントを起こさせる本質かもしれません。いずれにしても、技術革命や起業魂と同様なパワーで、お金にはなかなか換算できない環境や自然、人間の価値、尊さを唱える様々な組織や活動家もたくさんいます。

というわけで、アメリカは経済発展重視の自動車社会で、戦争して、京都議定書にも応じない、エコから程遠い印象はあるものの、このあたりは、トヨタのプリウスがそこらじゅうで走ってたり、地球環境に配慮したオーガニックやエコ商品を置くスーパーが人気だったり、どんなに土地の価格が高騰しても自然を残したりするわけです。当然、燃料電池などの代替エネルギー技術やリサイクル技術の開発といったグリーンテク関連ベンチャーも盛んですが、ネットの世界でも、ウェブ技術を駆使し、人と環境とビジネスを融合しようとするベンチャーが現れ、注目されつつあります。

例えば、ネットが得意な「小さい力を集めて大きな力にする仕組み」を、個人の環境問題への貢献に応用した、Terrapass社Renewable Choice Energyのビジネスは興味深い。両社とも、「環境問題に心を痛めているけれど、問題が大きすぎて自分に何ができるかわからない。時間もお金もそうないけど小さく簡単に始められるなら何かやりたいとは思っている」つまり、気持ちはあるけど今まで何もできなかった人たちの多くに魅力的な、少額でネットから簡単に環境問題に貢献する手段を提供しています。Terrapass社は、Carbon Offset(排出してしまったCO2の埋め合わせすること)として個人から集めたお金を、風力発電やバイオマスなど様々なクリーンプロジェクトに投資します。Renewable Choice Energyは、風力発電で得られた電力(Renewable Energy Credits:RECs)をネットで個人向けに販売します。どちらのサービスでも、今のところ、ユーザーが支払いの代わりに送られるものには記念品程度。それでもユーザー数は上向きのようです。

単純に、エコに興味のある人々に向けて、ブログやビデオキャストなど、Web2.0を取り込んでエンターテイメント性に優れた情報サイトがたくさん生まれています。TreeHuggerや、Green Optionsなどは、その一角ですが、TreeHuggerがメディア情報をベースに Flashで表現した、株式指標を捩ったグリーン指標は、見た目にわかりやすくて気に入ってます。(http: //www.treehugger.com/grndx.php) 
いずれにしても、エコへの取り組みといった草の根活動には、ネット技術は本当によくマッチしますよね。

ハイテクからエコ運動まで、シリコンバレーは、人々の自己実現の夢に向けて、創造と変化が繰り返される、エキサイティングなところであることを、また実感しています。

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笑われそうですが。技術を追っかけるのが好きなのは、子供の頃から魔法使いに憧れ(「魔法いサリー」から、「奥様は魔女」まで魔女系番組はみんな観た!)、技術に触れていると、いつか自分も魔法使いになれるような気がする・・・。

例えば、90年代にインターネットに触れ、最初に感激したのは電子メールでした。手紙を送るには、切手を貼り、ポストに投函するというプロセスだったのが、「送信」ボタンをクリックで、地球の裏側まで瞬時に届けちゃうんですから。さらに、当時ネットミーティングを試してて、知らないオーストラリアの人から「Hello!」の言葉が返って来たときは、もう「未知との遭遇」ばりの高揚!

インターネットに触れ、不可能だと信じていたことを可能にしちゃう感激を求めているうちに、シリコンバレーに辿りついたのかもしれません。

見るもの、触るものすべて驚異だったあの頃に比べ、最近はITが一般化してだいぶ鈍感になりつつありますが・・・
大昔の人が、我々の日常生活を見たら、我々を超能力者か宇宙人ぐらいに思うぐらい、驚異の技術に囲まれていることは変わりないのにね。

そんな最中、友人の紹介で久しぶりに魔法のような技術と出会いました。サンノゼの小さなベンチャー、NeuroSky社が提供する、脳波(EEG: ElectroEncephaloGraphy)センサーです。脳波を読み取る技術は、従来からあります。NeuroSky社は、モスクワ大学で研究されていた技術を、一つのモジュールにして、安価に、手軽に脳波を正確に読み取れるようにしたことで、様々な応用を可能にしたのがすごいところ。

ヘッドフォンに組み込まれた、小指の爪大のセンサー端子を額に置き、そこから、脳波を読みとり、無線で画面に送られ解析され、それが様々なものを操作します。訪問して見せてもらったデモは、3Dゲームで、画面に現れている椅子やボールを、意識で動かすものでした。スターウォーズ/ヨーダのトレーニングを思い起こします。ゲームだけでなく、将来は、意識で、マウスのカーソルを動かすなど、機械をコントロールするような、念動力アプリケーションが考えられます。さらに、相手の奥底の気持ちを知ったり、患者の心理状態を読み取って、治療の助けになるかもしれません。

さあ魔法を使ってなにをしょう?!

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新年明けましておめでとうございます。
2006年もいろいろ変化がありましたね。
技術よりも特に人々の意識の変化を感じました。

真っ先に頭を過ぎるのがWeb2.0を筆頭とした○○2.0という言葉。2第1章が終わり、新たに第2章(2.0)が始まったことを表現していて、その真髄は、人とのやりとりを、安く、速く、カンタンに、楽しくして、だから私もやれる、やりたい~!を実現していく新しい世界の到来なのです。そこに合った技術やサービスが次々生み出されています。

★私もやれる、やりたいが、勢いになって世界をフラットに広げる。

人々の創造力や意欲が行動になって、組織や国籍、人種、性別など、あらゆる差別や特権を崩しながら、世界を平らにどんどん広げていきます。そこでは、情報はせき止められることなく、いろんな人のいろんな知識が公開されるので、モノゴトを、今まで知りえなかった、様々な角度から見えるようになります。本質が見えてきます。

★世界が変われば常識も変わる。

この新しい広い世界では、何が正しくて何が悪いのかという判断、常識が揺るがされます。例えば・・・株価を上げるためにも、従業員の健康よりも売上獲得第一にすることは止むを得ないのが常識とされる。ところが、社会の利益という視点に広げると、ストレスで医療費負担が増加、製品やサービスの購入意欲も減る、何より利益が一部に牛耳られ、全体として幸せにならない。すると、売上第一は正しくないという考えも出てくる・・・

★個人の利益が、組織の、そして社会の利益になる。

新しい世界では、個人の利益を追求すれば、組織の、そして社会の利益として戻ってくる(ハズ)という考えを根底に置き、理念を強く掲げたサービスが勢いをつけています。例として、すべての人に無料コンテンツを提供することを信条とするWikia(http://www.wikia.com)は、最近Amazonから出資を受けました。Wikia同様、個人のナレッジをまとめ、それぞれの利益につなげるSquidoo(http://www.squidoo.com/)は、米国Yahoo!の元マーケティングVP、パミッション・マーケティングの提唱者である著名なセス・ゴーディンが率い、収入の一部は寄付に充てることに決められています。

理想だよ、世の中そんなうまく行かないよ、が、今までの常識だとしたら、理想をあきらめないで創造力で克服するのが、これからの常識。少なくてもシリコンバレーではそれを実際感じます。2007年、私も流れに乗って、理想を追求しますよ~(笑)

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毎年、サンノゼのコンベンションセンターで開催される、KMワールド/ KMWorld & Intranets Conference and Exhibitionと、同時開催のストリーミングメディア/ Streaming Media West 2006 Conference & Exhibitionに行ってきました。

どちらも企業の事業の意思決定に携わるエグゼクティブやITマネージャーを対象としているもので、KMワールドでは、今年は Applying Strategies & Tools for Innovation (イノベーションのための戦略、ツールの採用)をテーマに、企業内のナレッジやコンテンツマネジメントに関連した話題や製品、サービスを公開。一方、ストリームメディアは、Streaming & Digital Media Solutions for the Business World とうたい、企業、またはコンシューマー向けにデジタルメディアのストリーミングに関連する事業を行う企業に対し、技術からビジネスソリューションまで様々な情報提供を行うことを目的としています。

KMWorld & Intranets Conference and Exhibition
http://www.kmworld.com/kmw06/
Streaming Media West 2006 Conference & Exhibition
http://www.streamingmedia.com/west/

会場は隣同士。一時に比べ、展示会規模がグンと小さくなったことにはもう慣れっこです。規模はどちらも一緒ですが、どちらかというと、ストリーミングメディアの方が人が集まっていたようでした。

展示会場を物色して周り、今回最も目に留まったのが、CLICK.TVMonetizeMedia

CLICK.TVは、動画の中にコメントを入れられるプラットフォームを提供していて、このムービーのココについてこう思う!とか、ココを観て!なんていうメッセージを入れて、友達に送ったり、シェアできたりします。DVDの中に、ノートパッドのしおりをつけられるようなイメージです。ベータ公開ですが、ビジネスモデルは広告収入を考えているそう。映像の中のある特定のコメント部分に広告を入れて効果の高いマーケティングが期待できるといいます。例えば、アイドルの映像でそのアイドルが身についているアクセサリーに対するコメント部分に、ショップが広告せたら販売促進できますよね。一ユーザーとしてとても面白い経験ができます。一切費用はかかりませんから、動画コンテンツをお持ちのかたは是非お試しを。

MonetizeMediaは、コンテンツをネット配信する技術や販売ノウハウに詳しくなくても、いいコンテンツさえあれば、その価値をお金に簡単に換金するのをあらゆるところでサポートするプラットフォームを提供しています。売上げシェアのWin-Winパッケージも用意すると話していて、これだとコンテンツを作成する以外の部分での初期投資の負担も最小限に抑えられます。ネットでシェアして楽しむところから、米国では早々と商売にする仕組みづくりでが動き始めているんですね。

発想次第でいろんなものがビジネスになっていきます。

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先日、友人に連れ、ジョン・グレイ博士の自宅にたまたまお邪魔する機会がありました。ジョン・グレイ博士は、ベストセラー"Men are from Mars, Women are from Venus(「男性は火星から、女性は金星からやってきた」)"に代表される、恋愛、結婚生活ハウツー本(米国では"リレーションシップ"というカテゴリ)を数多く執筆している作家として有名な人でした。お宅は、サンフランシスコから車で北に20分程のところにある自然が残されたエリアにある立派な山荘で、敷地内には有機野菜栽培ガーデンや美しい山を仰ぐ瞑想ガーデンなどもあつらえ、和らいだ雰囲気を醸し出しています。

どうしたらこういう生活ができるようになるのかな?!と羨ましくなったので、いろいろ考え始めました。聞くとことによると、ジョン・グレイ博士は、執筆活動の他に、リレーションシップカウンセラーとして、講演やワークショップなどを全米で開催している他、最近は、ご自身の興味から、健康、ウェルネスについて世界各国を回って研究しており、その研究に基づく独自のサプリメント開発、販売や、ハイテクを駆使したウェルネスセンターの建設、運営も始めているとのこと。

ジョン・グレイ博士のように、自分の興味や欲求を素直に追求し、その経験を広めることをビジネスにして成功する人たちが、米国にはたくさんいると思います。日本でも有名になった「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者、ロバート・キヨサキや、「7つの習慣」のステファン・コヴィーもそうですね。彼らのようには大儲けしなくとも、やっている毎日が幸せなのだから当人の人生では成功、という伸び伸びとした幸せ者も意外に多い。

インターネットが世に出て、今まで不便だった様々なものが便利になりました。しかし、もっと大きなメリットは、多くの一般の人達を、幸せ者にするツールとなっていることではないかと感じています。例えば、グーグルでは、アドセンスやアドワード、最近では、ウェブマスターツールなどで、個人でも小規模事業でも、多くの人たちと繋がって収入を得られるような仕組みを提供しました。たくさんの人達が求めていたことを可能にしたことで、グーグルの価値は高く、それがグーグルの収入にもつながっているのです。

インターネットで収入を得られるよう個人や小規模事業を支援するインフラや仕組みはグーグルにお願いするとして、次に、そういったインフラや仕組みを使って、何をどうしたらいいかといったノウハウ/マーケティングツールを提供する組織が大きくなっています。中でも、Internet Marketing Centerや、Surefire Marketing, Inc.は有名です。半年以上前に、Internet Marketing Centerがサンフランシスコで主催した無料セミナーに参加したことがありました。参加者は500人を超え、内容も無料では申し訳ないほど充実たもので大変満足して帰ってきたのを覚えています。ツールは揃っているのに、動かないでいる自分は情けない・・・結局、本人のやる気、情熱が肝心なのはいつの時代も一緒ですね!

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秋ですね。シリコンバレーも並木道の木々が黄色や赤に色を変えつつあります。

食欲の秋、運動の秋にちなんで、今回は、フィットネスソフトウェアの分野から、MyFoodDiary.comVidaOneを紹介しています。
MyFoodDiary.comは、オンライン上で、35000種類とい膨大な食品データベースから、カロリーや栄養素(ビタミン、脂肪、コルステロールなど)を正確に分析し、個々に適した食事のアドバイスを作成しその実行のサポートをしてくれるのが特徴です。VidaOneは、PDAにダウンロードするタイプのアプリケーションで、エクササイズやトレーニングを図解で紹介し、実行回数やカロリーなどをトラッキングするなど、パーソナルトレーナーの役割を果たしています。
さすが、肥満で苦しむ人が多いアメリカ。フィットネスソフトウェアというカテゴリが作られる程、ダイエットサポートサービスのニーズは高く、充実しています。


とはいうものの、同じアメリカでも、シリコンバレーでは肥満の人をあまり見かけません。テクノロジーとは外れますが、私が見た、シリコンバレーの人々のフィットネス(健康維持)についてちょっと紹介しますね。

×運転ばかりで運動不足

車での移動がフツーのこのエリアでは、電車通勤の人たちと比べて歩く機会がないのは確か。でも、意識して運動する人たちはとても多いんです。朝や帰りの通勤/帰宅中にふと回りを見渡せば、ジョギングやウォーキングしている人たち、ロードバイクで幹線道路を車と共に走る兵も必ず見ます。最もポピュラーな運動機会は、やはりフィットネスジムでしょう。大きな企業なら、大概会社の中にジム施設が設けられていて、ヨガやエアロビクスのクラスまで提供しているところもあります。過去にスポーツをしていたとかしていないとか関係なく、「運動するとすっきりする、気持ちがよくなる」という意識が人々に定着していて、忙しいときほどジムに行って体を動かすようにするという人が多いのにはびっくりしました。日本だったら忙しい最中、ジムに行くなんて、きまりが悪い気がして逆に気疲れしてしまいそうなところです。出張時の宿泊先を選ぶ際に、ホテル内にフィットネスジムがあるかないかを判断基準にするという出張者もかなりいると聞きました。また、フレックスタイムが浸透していますから、早朝にテニスやハーフゴルフを楽しんでから出勤して、その日は残業、もしくは早朝出勤して夕方からプレイを始めるような人たちもいます。特にサマータイム導入時期は、8時過ぎまで明るいので、十分楽しめるのです。また、仕事が終わったら、会社関係の人たちとお酒を飲みに行くという習慣がないのも、スポーツや散歩、または習いごとなどに時間を費やせる理由かもしれません。

×体に悪い食べ物を食べて太っている

健康志向に食品を選ぶ人がとても多いことに気づきます。ある友人は、豆腐が健康にいいと言い、醤油もネギも生姜もつけず、そのままスプーンで食べ、オイシイと言っていました。ヘルシー=オイシイ?!。日本食レストランがたくさんあるのは、トンカツや天ぷらでも日本食はヘルシーだと思っている人が多いからかもしれませんね。
ここ数年、健康志向の人たちの間では、Raw food(生食)が流行っています。それは、食べ物をできるだけ加熱しないで食べることで、芋でもクッキーでもケーキでも加熱しないで調理されたものがスーパーで売られていたり、専門レストランがいつもいっぱいいだったりします。中には意外においしいことを発見したものもありますが、どうしても喉を通らないものもありました・・・。
最近、近所のウォルマートのそばに、人気の自然志向の生鮮小売チェーン、Whole Foods Markethttp://www.wholefoodsmarket.com/)ができ、道路渋滞になりました。シリコンバレーの人々の嗜好トレンドが移り変わっている象徴です。と言うのも、ウォルマートはご存知の通り、世界最大の小売店で、"Everyday Low Price(毎日低価格)"をモットーに全世界に店舗を拡大、小売業界のマイクロソフトみたいなイメージ。ウォルマート創業者やエグゼクティブは、世界の金持ちランク上位に名前を連ねる一方、従業員を粗悪な条件で働かせて抗議され、寄付などの社会貢献度も低いとして、実は悪評高いのです。反対に、Whole Foods Marketは、サスティナビリティを要とし、人の、企業の、地球の将来にいいものをという視点での事業展開、さらにはFortune誌が発表する働きたい企業第15位に選ばれる優良企業です。Whole Foods Marketと似たような特色を持ったスーパーには、Trader Joe'shttp://www.traderjoes.com/)も人気です。また、カリフォルニア本社の大手スーパーマーケットチェーンSafewayhttp://shop.safeway.com)は、去年からオーガニック専門ブランド製品をつくり、自然派ストアに対抗しています。

アメリカは、良い意味でも悪い意味でも、極端に二極化しているのが興味深いところです。肉も加熱した料理も食べず、テクノロジを駆使して毎日の健康生活を記録するような健康オタクがいる一方で、ポテトチップにピザ、舌がしびれそうになりそうに甘いケーキを食べ、テレビの前のソファーを離れず、しまいには自分でトイレにも立ち上がれなくなるくらい巨大化してしまう人が共存する・・・でっかい国です。

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昨年に引き続き、ポートランドで開催されたOpenSorce Convention(http://conferences.oreillynet.com/os2006/)、そして、サンフランシスコでのLinuxWorldExpo(http://www.linuxworldexpo.com/live/12/events/12SFO06A)に行ってきました。どちらも去年より静かでした。展示会で新しいモノや人に会えるのが大好きな私は、どんな展示会でも楽しみますが、特にハイテク関連の展示会の規模や人込みが毎年小さくなっていくのを感じるのは淋しい気がします。ちょっと前までは、展示会の規模や人ごみでその業界のトレンドを計り知れたのに、今はそうとも限りません。展示会の規模が小さいには、その業界への注目が減ったわけではなく、出展企業がより効率的なプロモーション方法を見つけたというのもあるからでしょう。

効率的なプロモーション方法として、まず挙げられるのが、ウェブィナー(Webinar)の利用です。
特にソフトウェアベンダーの宣伝活動として、インターネットを使ったバーチャルプレゼンテーションは、ここ数年で、普通にそこらじゅうで開催されるものになりました。フェイスツーフェイスが大切なのは米国も同じですが、出展者そして参加者のアクセスのための時間とコストを考えると、ウェブィナーが断然、都合がいい、ということになるのです。企業は宣伝活動として自社製品のPRを前面に押し出すのではなく、対象とする参加者が問題意識を持つソリューションを、ウェブィナーで紹介しています。

ウェブィナーツールと言えば昔ベンチャーの(笑!)WebEX社(http://www.webex.com)が有名ですが、後発、Citrix社(http://www.citrix.com/)のGotoMeeting(http://www.gotomeeting.com/)も追い上げています。ちょうど「遠隔デモのコツ」というウェブィナーを開催していたので(もちろん無料)、参加してみました。音声は電話、ブラウザからパワーポイントのプレゼンテーションを見て、意見や質問があればチャットで送ります。同じトーンで話をしない(眠くなるから)、目次をステップごとに見せ、今、そして次に何を話すのか参加者が理解しやすいようにする、マウスをびゅんびゅん動かしていらいらさせない、小まめに参加者とやりとりする、参加者の目線を考えて独りよがりの説明をしない、といった、参加者が見えない遠隔デモならではのポイントの紹介が面白くありました。その日は400名以上の参加があったそうです。
企業がその製品をスマートに宣伝できるウェブィナーが、手軽に比較的安価でできるツールは、WebEXやGotoMeeting以外にもたくさんあります。音声だけですが、IDC社のFreeConference.comは、無料で提供しています。これは3者間以上の電話会議などで私もよく使いますが、通常の電話料だけしかかからずお勧めです。

さらに、展示会がそのままネットの世界に移り、バーチャルに開催されるものも出てきました。
eコマースの展示会eComXpoは10月に日本でも開催されます。米国のハイテクメディア企業であるFTPOnline社は、8月に2日間に渡ってAjaxのバーチャルトレードショーを(http://virtual.ftponline.com)開催しました。参加者同士がネットワーキングできる機会まで設けられていて、同じ興味を持つ人を簡単に見つけられるし、直接話しかけることに抵抗がある人には非常にありがたいですよね。セッションの内容は11月までウェブで参照できますので、興味のある方は是非。

今のうちに、足を運ぶ展示会を楽しもうっと。

シリコンバレーのIT企業で働く友人達の話を聞いて、いいなあと思うことの一つに健康維持のための福利厚生のよさがあります。大きな会社だったら、会社の敷地内にジムがあるのは普通。立派なプールまで維持しているところもある。また提携するヨガや気功、瞑想のクラスが格安で受けられたり、健康関連の雑誌やオ
ンラインダイエットプログラムなど割引で購入できたり。先頃訪れたGoogleには、数十万円するマッサージチェアが至るところにおいてあるどころか、マッサージ専用室までありました。

そのような企業のニーズを掴んでか、ボディ・テクニークス社(http://bodytechniques.com) では、企業向けに従業員の健康維持のためのワンストップサービスを提供することをミッションとし、マッサージ師の派遣(従業員はオンラインで予約ができる)や、様々なウェルネスプログラムのコーディネイトを行っています。
また、ピークウェルネス社(http://peakwellness.com)は、従業員個々に健康維持のためのオンライン情報プラットフォームを提供しており、あるユーザー企業では、毎日そのプラットフォームにきちんとアクセスする従業員には、景品を出すまでして、積極的に従業員の健康維持に関わっているそうです。

仕事だけではなく、自分自身が健康でいることも従業員としての役目であり、それをサポートするのは企業の役割であるという気がします。そうはいっても、立派な福利厚生を用意している企業は少数ですが、増加傾向にはあります。その理由の一つは、アメリカの健康保険のしくみによる企業負担の重荷にあるかもしれ
ません。

アメリカには、日本のように国民皆保険制度がありません。低所得者、障害者、高齢者に対する給付制度はあります。しかし、それ以外の人々は、自分で健康保険に加入するとか、福利厚生として保険料を援助してくれる会社の従業員になるとか、お金を溜めておくなど、万が一に備えて、自分で考えおかなくてはなりま
せん。

一般に、企業に就職して、企業が福利厚生として用意する健康保険に加入する人が多いです。企業は保険会社と提携し、従業員に、保険の内容、負担金の異なる様々なプランを提供します。例えば、保険料の70%を企業が負担し、医師にかかる度に自分で20ドル負担するもの、保険料は100%企業が負担して、医療費の20%は自分で出すものなど。

健康保険料の負担金は企業経営を相当に圧迫していることが問題に挙げられています。企業は、主要な福利厚生である健康保険プランを手厚くしなければ、よい人材は獲得できないことをわかっていますが、社員が病気になって医療費をたくさん使おうものなら、個人そして企業負担の保険料はどんどん釣りあがり、負担
は増えていきます。売上げても保険料や医療費で利益が減るというような、企業にも社員にも不幸なことが起きたりして・・・

そういったことから、企業にとって、社員をいかに健康に保つかということが、企業倫理と共に、懐具合も考えて、大事な取り組みの一つとなっているのです。

米国の医療費はとても高いです。
高すぎて困っている人がたくさんいます。健康失った人は、富が健康にあることに気付き、値段が高くても出せるだけ出しますから、値段は下がりません・・・
いいのか、わるいのか・・・
私の場合、高い医療費かかることへの恐れがモチベーションになって、病気にならないように毎日健康を心がけるようになりました。おかげで、私は日本にいたときより健康です。日本ではしなくていい心配をしなくてはならないのは確かですが、健康なのは嬉しいですね。

 

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シリコンバレー在住奥田です。
リニューアルオープンということで、戻ってまいりました!
またどうぞよろしく。

さてさて。

オープンソースとかGoogleとか、どうしてそれがそんなビジネスになっちゃう
の?!と騒がれるくらい、経験測では腑に落ちないことが続々、ゾクゾクなシリコンバレー。
結局、ビジネスとは人間の社会活動のことで、企業がやろうが、個人がやろう
が、そこに、パッションとサービス対価以上の価値が創りだされていれば広がっていく・・・
意外にシンプルに解けてる感じではあります。

驚いているのは、毎日の仕事や趣味、生活に便利なアプリケーションや情報は、
もはやインターネットで手軽に、しかもほとんど無料で手に入ると言う事実。

ネットの世界のクリエーターたちは、「まず大金持ちになる」以外のところに、
パッションの強い人が多いからでしょうか。金銭的対価にあまり目がいかないのか、お金はいつか追ってくると信じているのか、知るところではありませんが、我々ユーザーとしては、「こんないいものをこんな手軽に。嬉しい。助かる。」なんて思わず口に出るサービスが、いとも簡単に手に入ります。

喜ぶ人が多ければ、まわりまわっていずれクリエーターもビックリするような対価が舞い込んで、双方ハッピーになるという、素敵な世界ではありませんか。
今シーズンは、そんな素敵な世界のアイディアを拾って来ようと思っています。

そこで。

リニューアル一発目の紹介は、SwapThing.com
数ヶ月前日本に戻ったときに、古本販売のBookoffでパートさんだったお母さんが社長になると言うニュースで、肩に力が入ってない新社長さんが素敵で、目に留まりました。「買取」じゃなくて「お売りください」というアプローチを取るなど、主婦ならではアイディアがウケたとのコメントもあり、要らないものでも、持ち手を変えて価値にしちゃう、リサイクルビジネスに主婦社長、なるほどなあ、と思ったのは私だけ?!
それから、シリコンバレーに戻って見つけたのがこのSwapThing.com
SwapThing.comは、インターネットで物々交換ができるサイト。失業して生活費に困った女性のエンジニアが、ペット病院で病気の愛猫の治療代を自分のエンジニアとしての労務で返した経験に、ニーズを見出し、IT技術を用いて、持っているものを無駄にしないで価値に変えるとことを可能にしたのです。
物々交換と言えば、Zunafish.com。こちらは、CD、DVD、ゲームや本に限った物々交換サイトですが、今年早々オープンして一部のメディアで注目を浴びました。CD1枚ならCD1枚と交換、とわかりやすくて使いやすそう。

物々交換という古臭いコンセプトですが、P2Pやウェブサービスが確立してきた今、サービスとして現実味を帯びてきたと思います。御用聞きやカスタムメイドなど、コストが高くついて廃れた仕組みがITにより復活する動きには注目です。

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